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【簿記検定】独学でも大丈夫!合格に向けた3つの勉強方針

独学で簿記検定に取り組む人は案外多いかと思います。

 

大学生の中には所属ゼミなどで検定に合格するよう先生に言われたり、社会人でもキャリアアップのために資格を取るよう上司から言われた、なんて人もいるでしょう。

 

大学の授業では丁寧に簿記についてやってくれない…

だけどお金を払ってまでダブルスクールで資格取得の専門学校には通いたくない…

 

様々な理由がありますが、いざ独学で勉強を始めてみると「何から手をつけていいのか」「どれを重点的にやればいいのか」「どう勉強すればいいのか」ということがなかなかわかりづらいと思います。

 

実は簿記検定に合格するためにはしっかりとした勉強法があります。

そして、独学でもしっかりと合格を勝ち取れます。

 

この記事ではともすけが考える簿記の勉強について解説してあります。

 

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はじめに:簿記は「ルールを覚える」

簿記を学ぶとは、「帳簿記入のルールを覚える」ということです。

 

そもそも、簿記とは実務的な分野での資格になります。

簿記検定では実際の企業でどのようなお金の使い道があって、今現在の財務状況はどうなっているか、などをまとめる力が試されます。

 

会計担当者の気分によって、会社の資本金が50万円だったり5,000万円だったりしたらおかしくなってしまいますよね?笑

さらには決算の粉飾にもつながって、刑法に触れてしまいます。

 

 

誰が見ても、どこに示しても、また誰が記入をしても同じ会計処理にならなければなりません。

つまり、ルールを覚える必要があるということです。

 

このルールを覚えることが、簿記を勉強するための基本中の基本です。

 

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方針① 徹底的に仕訳をやる

簿記を勉強していくと「貸借対照表」などの財務諸表や「伝票処理」などの問題が登場します。

 

このような問題はたしかに表作成能力が試される部分ですが、その表作成の前段階として仕訳が存在します

 

仕訳とはお金の動きをその都度その都度、記録することです。

 

 

例えば貸借対照表は一定時点での財務状態を表にしています。

貸借対照表を作成する問題はあったとしても、実際の企業では1年を通してお金がまったく動かないことなんてないわけです。

 

常に何らかの支出があり、収入もあるわけです。

 

 

それらを記録していくことが企業では求められ、検定試験ではその一部分が問題になっているに過ぎません。

 

 

財務諸表作成問題では、表すべてに配点があるわけではありませんが、重要な仕訳ができていないと点数を落とす箇所があります

 

また、仕訳ではどの勘定科目を用いるかなどの基本的な能力も試されます。

「適切な勘定科目を用いて、適切な会計処理をするための基本」が仕訳です。

 

検定試験に向けた勉強の基本は仕訳になるということを忘れないでください。

 

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方針② 日々、コツコツと勉強する

何を当たり前のことを…そう思いますよね?笑

でもコレ、とても重要です。

 

 

例えば学生時代の「現代文」の勉強法を思い出すと、どんなことをやっていたでしょうか?

 

なかなか現代文って、どんな勉強していいかわからない人が多いと思います。

それに、日本語で書かれているものだから、本文の細かい部分はよくわからないけど、なんとなくは理解できる…、みたいな科目ではなかったですか?

 

 

それに対して、簿記は日常から「貸倒引当金繰入」なんて使いませんよね?

 

「私、今日は現金で備品の支払いを済ませてきます」とか…

「減価償却の耐用年数がそろそろやばいから車を買い替えなきゃ」とか…

 

そんなこという人が友達だったら周囲はドン引きです。笑

 

 

何が言いたいかというと、簿記は日常使わないような言葉やルールのオンパレードなんです。

 

つまり、毎日数分でも数十分でもいいので、そのようなワードに触れることで知識が積み上がっていきます

 

 

 

ちなみに、ともすけが商業高校1年生のとき、簿記の授業は週5コマありました。

 

週5日制のときなので、毎日簿記の授業が1コマは必ずあったんです

 

単純な授業日数が160日くらいだったので、簿記の授業160回×50分授業=8,000分くらい…つまり130時間くらいでしょうか。

その130時間の授業とテストや過去問題を国語や数学がある中で勉強しました。

 

これを1年間続けた結果、全商簿記検定の2級には合格できるようになりました

全商簿記2級なので、日商簿記の3級レベルくらいですね。

 

このようにまったく簿記に関係ない生活をしてきた人でも、毎日1時間を約半年ほど続ければ合格は見えてくることになります。

 

つまり、毎日継続することが合格への近道となります。

 

 

方針③ 過去問に取り組む

実務的な能力を見る検定試験といえども、やはり出題の傾向はあります

また、大問ごとにどのような問題が出るかというパターンもあります

 

ある程度の実力がついてきたと思ったら、ひたすら過去問に取り組んでみましょう。

ただし、やりっぱなしではなく、間違えたところがなぜ間違っていたのかをよく理解する必要があります

 

特に財務諸表の作成が苦手という人でも「貸借対照表は大丈夫、だけど精算表が苦手だ」などの自分の傾向もわかってきます。

 

苦手なものが出題されなければいいのですが、それはもう言ってみれば運ですよね。

どのような問題が出てもある程度カバーできるようになるには、ひたすら苦手をなくすしかありません。

 

先述のとおり、ルールを覚えることが簿記の基本なので、解説を用いて理解できるようになりましょう。

 

ちなみに、過去問で難しく感じたり苦手な部分があれば徹底的に仕訳から取り組みましょう

 

 

まとめ:敵を知り、己を知る!

以上がともすけが考える簿記の勉強スタンスです。

 

受験では「敵を知る」ということが大事です。

 

センター試験の漢文は「満点が取れる科目」と言われます。

 

英単語は2,500~3,000語くらい知識として必要なのに、漢文では句形など覚えるものが100個ほどで、過去問や演習問題などを併せて3カ月ほどみっちり勉強すれば点数が向上し始めます。

勉強の対策がわかれば受験生としても勉強の目途が立ちますよね。

 

 

簿記も近いものがあると感じます。

ともすけは5科目の勉強が得意ではありませんでしたが、簿記では検定でもテストでも100点を取ったことがあります。

 

しっかりとルールを覚え始めれば、過去問や演習問題で解けるようになり始めます。

また、現代文など「出題されるたびに文章難易度が変わる」系ではありません。

イレギュラーな出題はあっても、そこまで出題方針が大きく崩れず、蓄積された知識をもとに処理できます。

 

 

ただ、「覚えるものはきちんと覚える」が前提です。

 

「なんとなくこんな感じだったなぁ」では覚えていないということです。

自分が覚えていない部分をきっちりと勉強することも大切です。

 

まずは自分が簿記検定に合格するためにも、勉強できる時間を毎日少しでもいいので確保することから始めてみてはいかがでしょうか。

 

 

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